WebMは、Web用途を想定して設計されたオープンでロイヤリティフリーな動画形式です。WebM形式の動画は、ウェブサイトから簡単にダウンロードしたり、自分で録画したりすることができます。BGMやノイズが気になる場合は、WebMファイルをミュートしてから、お気に入りの音楽を新規追加してみましょう。
今回の記事では、コンピューターでWebM動画のオーディオを削除する方法を7つご紹介します。
WindowsでWebMからオーディオを削除する方法
この部分では、MiniTool MovieMaker、Microsoft Clipchamp、CapCutという3つのデスクトップアプリを使って、PCでWebMからオーディオトラックを削除する方法を説明します。
#MiniTool MovieMaker
MiniTool MovieMakerは、Windows 11/10/8/7に対応した、使いやすく機能豊富な動画編集アプリです。ユーザーフレンドリーで直感的なインターフェイスが備えて、初心者でも上手に使え、素晴らしい動画を素早く作成します。
MiniTool MovieMakerは、WebM、MP4、MKV、MOV、AVI、WMVなど、一般的な動画形式に対応していて、動画への編集が完了した後、MP4、WebM、AVIなどの動画形式でエクスポートすることもできます。最大1080pの動画を無料で、ウォーターマークなしで書き出します。
MiniTool MovieMakerの主な編集機能:
- 動画の切り取り、分割、回転、反転、トリミング
- 9:16、16:9、4:3、1:1のアスペクト比に対応
- 動画の再生速度を調整
- 2つのクリップ間に多彩なトランジションを追加
- 豊富なフィルターで、動画と画像の色調を調整
- 動画にタイトル、キャプションなどのテキストを追加
- パン&ズームなどのカメラワーク効果を適用
- 画像から動画を作成
- クリップの明るさ、彩度、コントラストを変更
- 動画からオーディオを削除
- エクスポート時に動画形式、フレームレート、ビットレート、解像度をカスタマイズ
MiniTool MovieMakerを使ってWebMからオーディオを削除する方法をご紹介します。
ステップ1:MiniTool MovieMakerをPCにダウンロードしてインストールします。
MiniTool MovieMakerクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
ステップ2:MiniTool MovieMakerを開き、プロモーションウィンドウを閉じてメインユーザーインターフェイスにアクセスします。次に、「メディアファイルインポート」ボタンをクリックしてWebMファイルをアップロードします。

ステップ3:動画をタイムラインに追加すると、動画クリップの名の右にミュートボタン(スピーカーアイコン)が表示されます。このボタンをクリックして、WebMファイルの音声が一括に削除されます。
または、タイムライン上の動画を選択して、右上の「ビデオプロパティ」セクションに進み、「オーディオ」タブで音量をゼロにすることもWebMファイルの音声を削除できます。

ステップ4:独自の音楽を追加したい場合は、もう一度「メディアファイルインポート」をクリックしてPCから音楽をアップロードし、タイムラインに追加します。また、アプリに内蔵した音楽ライブラリからお気に入りの曲を検索して使えます。その後、音楽の音量を調整したり、フェードイン・フェードアウト効果を適用したりすることができます。

ステップ5:「エクスポート」ボタンをクリックして出力設定ウィンドウを開きます。動画のフォーマット、解像度、フレームレートなどを選択し、赤い「エクスポート」ボタンをクリックして動画を書き出します。

#Microsoft Clipchamp
マイクロソフトは、クリエイターを支援するために2021年9月にClipchampを買収しました。ClipchampはWindows 11にプリインストールされており、Windows 10でも Microsoft ストアからアプリをインストールできます。また、Clipchamp の公式サイトを通じてブラウザ上でオンライン編集ツールとして利用することも可能です。
Clipchamp は動画編集ソフトとして多くの機能を備えています。動画の切り抜き、回転、トリミング、再生速度の変更、トランジションの追加、フィルターの適用、画面とカメラの録画、元の音声のミュートなども可能です。
Microsoft Clipchampを使用してWebMからオーディオトラックを削除する方法は次のとおりです。
ステップ1:検索ボックスをクリックし、「clipchamp」と入力してMicrosoft Clipchampを開きます。検索結果が見つからない場合は、まずMicrosoft StoreにアクセスしてソフトをPCにインストールしてください。
ステップ2:ログインしてから、「新しいビデオを作成」をクリックして編集ページに入ります。
ステップ3:上部の「メディアのインポート」ボタンをクリックしてWebMファイルを開き、タイムラインに追加します。
ステップ4:タイムライン上の動画を選択して、スピーカーアイコンをクリックして動画をミュートします。

ステップ 5:右上隅の「エクスポート」ボタンをクリックし、解像度を選択してビデオをエクスポートします。
#CapCut
Capcutは、AndroidとiOS向けの人気動画編集アプリであるだけでなく、Windows 11/10でも使える優れた動画編集アプリです。このアプリでは、動画の切り抜き、回転、逆再生、ボイスチェンジャー効果の適用、フィルターや特殊効果の追加など、多彩な機能が備えています。
CapCutを使用してWebMからオーディオを削除する方法は次のとおりです。
ステップ1:PCにCapCutデスクトップアプリをダウンロードしてインストールします。アプリを起動し、アカウントでサインインします。
ステップ2:「プロジェクトを作成」をクリックしてメインインターフェイスを開き、「インポート」をクリックしてWebM動画を開きます。
ステップ3:動画をタイムラインに追加して選択、右上の「オーディオ」タブに切り替え、「ベーシック」タブでの音量スライダーを左端までドラッグして音声を削除します。

ステップ4:右上の「エクスポート」をクリックして、動画をMP4または MOVファイルとしてエクスポートするか、TikTok に直接共有することも可能です。
MacでWebMからオーディオを削除する方法
MacでWebMファイルからオーディオを削除する方法を学ぶ前に、まず「MacがWebM形式をどこまでサポートしているか」を確認しておきましょう。
実際のところ、QuickTime PlayerやiMovieなど標準のアプリでは、WebM動画をネイティブに再生・編集できる機能はありません。そのため、MacでWebMファイルから音声を削除したい場合は、まずWebMをMOVやMP4といった、QuickTime/iMovie と互換性の良い形式に変換する必要があります。CloudConvertやFreeConvertなどのオンライン動画変換ツールを使えば、WebMから簡単にMOVに変換できます。
動画の形式を変換した後、QuickTime PlayerやiMovieなどを使って動画の音声を削除しましょう。これで、iMovieでMOVファイルのオーディオを消す方法を提供します。
iMovieはMac用の無料なビデオエディターです。動画へトランジションやタイトル、フィルターなどの追加、動画の切り抜き、トリミング、分割、手ぶれ補正、再生速度の変更など、様々な編集操作が簡単に実行できます。
ステップ1:iMovieアプリを開き、「新規作成」ボタンをクリックし、「ムービー」を選択して音声を削除したい動画を読み込みます。
ステップ2:動画を下のタイムラインにドラッグ&ドロップして選択します。
ステップ3:タイムライン上の動画クリップを右クリックし、リストから「オーディオを切り離す」を選択して、動画からオーディオが抽出されます。次に、切り離された音声トラックを右クリックし、「削除」を選択します。そして、新しい音楽を追加することもできます。
ステップ4:右上の共有アイコンをクリックして、動画を書き出します。
オンラインでWebMからオーディオを削除する方法
ここで、オンラインでWebM動画の音声を削除する便利な方法を3つ紹介します。
#Ezgif
Ezgifは無料のアニメーションGIF作成・編集するオンラインツールです。動画からGIFを作成したり、GIFへの切り取り、回転、最適化、分割、サイズ変更などを行なったりすることができます。GIFだけでなく、Ezgifで動画の結合、回転、サイズ変更、切り取り、切り取り、ミュートなどの編集操作も簡単に実行できます。
Ezgif を使ってオンラインで WebMのオーディオを削除する手順は次のとおりです。
ステップ1:ブラウザでEzgifのウェブサイトにアクセスし、「Video to GIF」オプションをクリックします。
ステップ2:サブメニューから「Mute」オプションをクリックします。
ステップ3:「Choose File」をクリックしてWebMファイルをアップロードします。ファイルの最大サイズは100MBです。「Upload video」ボタンをクリックします。
ステップ4:ビデオプレーヤーの下にある「Mute video」ボタンをクリックします。完了したら、出力ウィンドウの「Save」ボタンをクリックして、コンピューターにダウンロードします。

#Video Candy
Video Candyは多くの無料動画編集ツールを提供しています。動画の圧縮、トリミング、結合、切り取り、サイズ変更、逆再生、回転、ループ、ミュート、再生速度の調整、コンピューター画面の録画など、様々な編集操作ができます。
下の手順に従って、Video Candyを使ってオンラインでWebM動画から音声を削除しましょう。
ステップ1:Video Candyのウェブサイトにアクセスし、「動画をミュート」オプションを選択します。
ステップ2:赤い「ファイルを追加」ボタンをクリックしてWebMファイルをアップロードします。アップロードが完了すると、動画から音声が自動的に削除されます。
ステップ3:完了したら、動画をダウンロードするか、編集を続けることができます。
#Canva
Canvaは強力なオンライン動画エディターで、フィルターの追加、色や明るさの調整、動画再生速度の変更、トリミングや反転など、様々な機能を備えています。このツールで、WebMファイルの音声をミュートすることが簡単です。
ステップ1:ウェブブラウザでCanvaのウェブサイトにアクセスします。
ステップ2. ホームページで「デザインを作成」をクリックし、「動画」を選択します。
ステップ3:「ファイル」>「ファイルをアップロード」をクリックしてWebMファイルをアップロードし、タイムラインに追加します。
ステップ4:クリップを選択し、上部のスピーカーアイコンをクリックします。音量スライダーを左端へドラッグして、ビデオの音量をゼロに設定します。

ステップ 5:「共有」ボタンをクリックし、「ダウンロード」を選択して動画をMP4ファイルとしてダウンロードします。
ヒント:WebMからオーディオを抽出する方法
WebM動画から音声を抽出して、音声ファイルとして保存するにはどうすればよいでしょうか?ここでは2つの方法をご紹介します。
MiniTool MovieMakerは動画編集ソフトであるだけでなく、音声抽出ソフトとして使用することもできます。動画から簡単に音声を抽出し、MP3ファイルとして保存できます。
MiniTool MovieMakerクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
ステップ1:上記で述べたように、動画をタイムラインに追加します。
ステップ2:右上の「エクスポート」をクリックします。
ステップ3:「フォーマット」メニューを展開し、リストから「MP3」を選択し、保存先を選択して、赤い「エクスポート」をクリックし、MP3ファイルをエクスポートします。

動画のオーディオを WAV、AIFF、OGG、WMA、M4A、AAC、M4B などの他のオーディオ形式で保存したい場合は、プロフェッショナルなオーディオ形式変換ツールである MiniTool Video Converterを試してみましょう。
MiniTool Video Converterは、様々な動画フォーマットへの変換ができる動画変換ツールです。もちろん、オーディオファイルの変換や動画からのオーディオ抽出も可能です。
次はMiniTool Video Converterで動画から音声を抽出する方法です。
ステップ1:下のボタンをクリックしてMiniTool Video ConverterをPCにダウンロードしてインストールします。
MiniTool Video Converterクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
ステップ2:ソフトを起動し、「ここにファイルを追加またはドラッグして、変換を開始します」エリアをクリックしてWebM動画をインポートします。
ステップ3:設定ボタンをクリックし、「音声」を選択すると、左側から希望のオーディオ形式を選択して、メインインターフェイスに戻ります。

ステップ4:出力パスを変更し、「変換」をクリックして WebM ファイルからオーディオの抽出を開始します。
結論:
本記事では、WebMから簡単にオーディオを削除する方法を7つ紹介します。Macユーザーの場合は、まずWebMをMOVに変換し、iMovieまたはQuickTime Playerを使ってオーディオを削除してください。
MiniTool MovieMakerまたはVideo Converter の使用中にご質問がある場合は、[email protected]までお気軽にお問い合わせください。
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