MIDIは音楽の再生・編集・録音によく使われますが、対応していないプレイヤーもあります。コンピューターでMIDIを再生するには、MIDIプレイヤーが必要です。そこで、今回はお勧めのMIDIプレイヤーを5つご紹介します。

MIDI(正式名称:Musical Instrument Digital Interface)は、作曲家、ミュージシャン、レコード製作者がさまざまな電子楽器の演奏データを持ち運んで再生できるようにする電気コネクターです。

音声ファイルの録音と比べ、MIDIファイルは非常に小さいので、コンピューター上でそれほどスペースを必要としません。(音声ファイルの形式を変更したい場合は、MiniTool MovieMakerをお試し下さい)しかし、一部のメディアプレイヤーはMIDIに対応していません。そこで、今回はお勧めのMIDIメディアプレイヤーを5つ選びました。

お勧めMIDIプレイヤー トップ5

#1.Windows Media Player

Windowsの標準メディアプレイヤーであるWindows Media Playerは、MIDI、MP4、AAC、MP3、FLACなど、最も一般的なファイル形式に対応しています。使いやすいソフトウェアで、MIDIの再生がスムーズで、他の音声形式への変換も可能です。すべてのWindows OS上で動作します。

#2.VLC

2つ目のVLCメディアプレイヤーは、聞いたことがある方も多いと思います。Windows、Mac、iOS、Android、Linuxで動作するクロスプラットフォームのパワフルなメディアプレイヤーです。

無料でオープンソースのメディアプレイヤーで、ほぼすべての音声形式に対応し、メディアファイルの編集にも使用できます。VLCのその他の機能については「VLCメディアプレイヤーについて知っておきたい4つのこと」をご覧下さい。

#3. Logic Pro X

Appleが開発したMIDIシーケンサーソフトウェアであるLogic Pro Xは、MIDIファイルの再生だけでなく、音声ファイルの編集・録音・作成が可能で、再生と同時にリアルタイムで楽譜を表示します。

ただし、入手先はMacのApple Storeのみとなります。

#4. Synthesia

Synthesiaはピアノ・キーボード練習用プレイヤーですが、MIDIファイルの再生やMIDIデバイスとの接続にも対応しています。また、ミュージックストアでは150曲以上の楽曲を提供しています。電子キーボードを接続した場合、従来の楽譜を表示するか、下降音を表示するかを選択できます。

さらに、Synthesiaは演奏を評価するので、技術の向上に役立ちます。Windows、Mac、iOS、Androidに対応しています。それでは、MIDIファイルを取り込んで、キーボードを接続して演奏をお楽しみ下さい。

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#5. 5K Player

5K PlayerはWindowsとMacに対応した無料MIDIプレイヤーで、MIDIの再生・修正・最適化が可能です。また、OGG、FLAC、MP3など他の音声形式にも対応しています。

関連記事:MIDIファイルを編集できる無料MIDIエディター ベスト7|2020年版ガイド.

MIDIファイルを再生する方法

ここではOnline Sequencerを例に挙げて、オンラインでMIDIファイルを再生する方法を解説します。MIDIファイルをインポートして、オンラインで音楽を作れるサイトです。

ステップ1: Online Sequencer を開き、「Import MIDI」をクリックします。

ステップ2: 再生したいMIDIファイルをアップロードして、「Continue」をクリックします。

ステップ3: 「Preview/Import」をクリックして編集画面を開きます。

ステップ4: 「Playback」を押してMIDIファイルを再生します。好きなように編集することも可能です。

Online Sequencer

最後に

以上、お勧めのMIDIプレイヤー5つと、オンラインでMIDIを再生する方法についてご紹介しました。ぜひ、好きなMIDIプレイヤーをコメント欄でお知らせ下さい。

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